■4 無線アクセスネットワーク技術

2019年2月6日MCPC

■4 無線アクセスネットワーク技術

・無線アクセスネットワーク(RAN):基地局の無線設備やアンテナ等、主に携帯電話網に特有の無線区間のシステム
・コアネットワーク(CN):有線区間のシステム。回線設備など

【イメージ】
「携帯電話」-「基地局」-「関門サーバ、加入者データベースなど」-「IPネットワーク」
← ———— RAN ———— → ← ————————— CN ————————— →

 

〇変調
・変調:音声やデジタルデータなどを電波を媒体にして伝送することが可能な無線信号に変換する技術
・デジタル変調:1と0の組み合わせであるデジタルデータ信号を電波に乗せて送る技術。
 ・周波数偏移変調(FSK:Frequency Shift Keying):アナログ携帯電話の制御データの伝送にも使われている。
 ・位相偏移変調(PSK:Phase Shift Keying):一定の周波数の搬送波の位相をずらして送信する。現在の移動体通信に主に用いられている。
  2位相偏移変調(BPSK:Binary Phase Shift Keying)
  4位相偏移変調(QPSK:Quadrature Phase Shift Keying)
  8位相偏移変調(8PSK)
 ・直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation):位相偏移変調に振幅変調の要素を加えた。

 

〇多重化(Multiplexing)と多元接続(Multiple Access)
・多重化技術:一定の帯域幅の周波数資源を、周波数、時間、符号空間などによって区分し、それぞれで異なる情報を同時に伝送する技術
・多元接続:複数のモバイル端末から1つの基地局に向けて情報伝送を行う上り回線では、多くの端末で周波数資源をより効率的に共用して通信を行うための仕組み
(1)FDMA(Frequency Division Multiple Access):FDMを利用した多元接続方式
(2)TDMA(Time Division Multiple Access):TDMを利用した方式で、時分割多元接続
(3)CDMA(Code Division Multiple Access):CDMを用いる方式で、符号分割多元接続
(4)OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access):OFDMを利用する多元接続方式

 

〇デュプレクス方式(複信):移動体通信では端末と基地局の間の通信を無線伝送を行う際に、基地局から端末側への通信(下り)と端末から基地局方向への通信(上り)とを、双方向通信として提供するための仕組み
(1)FDD(Frequency Division Duplex):端末と基地局間の下り通信と上り通信を、互いに一定の周波数間隔で分離された周波数で行う方式
(2)TDD(Time Division Duplex):上り/下り回線が同一周波数帯を利用するが、時間的に分離されている